多血症、貧血、膠原病、感染症、アレルギー疾患、白血病、がん、赤血球増多症、慢性骨髄性白血病、急性白血病、血小板減少性紫斑病 など多くの病気の発見に役立ちます
検査項目 | 基準値 | 内容 |
---|---|---|
血液型(ABO) | A,B,O,AB | 血液型の判定を行います。 |
血液型(Rh) | Rh-,Rh+ | |
赤血球 | 男性:400~539万/μl 女性::360~489万/μl |
細胞に酸素を運び、炭酸ガスを持ち去る働きをします。通常、血液中の赤血球はある一定量に保たれており、なんらかの原因で赤血球が減少すると、酸素運搬機能が低下して貧血となります。反対に、赤血球が一定値以上増加すると多血症となります。 |
白血球 | 3.2~8.5千/μl | 白血球は骨髄で産生され、主に体の免疫機能に影響します。細菌やウィルスの感染などで増加し、これら殺す働きをします。白血球自体の疾患により極端に増減することもあります。 |
ヘマトクリット | 男性:38.5~48.9% 女性::35.5~43.9% |
一定量の血液の中に含まれる赤血球の容積の割合のことです。主に貧血の判定に用いられます。 |
血色素量 | – | 血色素(ヘモグロビン)は、赤血球を構成するタンパクの一種です。主に貧血の判定に用いられます。 |
血小板数 | 13.0~34.9万/μl | 血管が破れて出血した時に、止血を行う働きをします。一定以上増加すると血管が詰まりやすくなり、減少すると出血時に血が止まりにくくなります。 |
MCV | 男性:85.0~103.9fl 女性::81.0~102.9fl |
MCV(平均赤血球容積)とは、赤血球の平均の大きさを表します。MCV=Ht÷RBC×10 |
MCH | 男性:28.0~35.9pg 女性::26.0~34.9pg |
MCH(平均赤血球血色素量)とは、個々の赤血球の血色素量を表します。MCH=Hb÷RBC×10 |
MCHC | 男性:31.0~36.9% 女性::30.0~35.9% |
MCHC(平均赤血球血色素濃度)とは、赤血球の容積に対する血色素量の比をパーセントで表したものです。MCHC=Hb÷Ht×100 |
血液像 | – | 白血球は主に5種類に分類することができます。割合、異常な細胞の有無を調べることにより、炎症や病原菌の感染、白血球の病気を詳しく調べることができます。 |
血清鉄 | – | 血清鉄とは血清中に含まれる鉄分のことです。鉄欠乏性貧血などを調べることができます。 |