眼科

白内障、緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの発見に
視力検査(矯正)

遠くを見るときの視力を調べる遠見視力検査です。
裸眼視力が悪くても矯正視力がよければ、一般的に近視や遠視、乱視などの屈折異常と考えられますが、矯正しても最高視力が0.7未満の場合には、目の病気が考えられます。

遠見視力の低下から見つかる病状としては、白内障や加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などがあります。

気になる方は、眼圧検査、眼底検査との併用をお勧めします。

基準値 0.7以上
眼圧

眼球内圧(内側から外側へ押している圧力)を測定する検査です。
眼球に空気を瞬間的に吹きつけ、その反射から眼圧を測定します。

高眼圧の場合には緑内障の可能性が考えられます。
しかし、近年、日本人の緑内障全体の70%以上を正常眼圧緑内障(眼圧の高くないタイプ)が占めていると言われており、眼圧が基準値内だから緑内障ではないとは言い切れなくなっています。

気になる方は、眼底検査との併用をお勧めします。

基準値 10~21mmHg
眼底

眼底カメラを使って、網膜や視神経乳頭、血管の状況を確認し、眼底出血や白斑、浮腫などを調べる検査です。
また、網膜の血管は体外から直接観察できる唯一の血管のため、高血圧や動脈硬化の状態を推測する手掛かりにもなります。

眼底検査で見つかる病状としては、視神経乳頭陥凹や眼底出血、網膜剝離、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、高血圧性変化、動脈硬化性変化などがあります。

異常判定を認めると、眼科での精密検査が必要になります。

基準値 0(Scheie分類)